NO.173 五大浮世絵師展へ 10月22日
北海道は晩秋に差し掛かってきました。つい先日庭で“雪虫”を見かけました。白い綿毛をまとった虫が飛び交うと、その1週間後くらいに初雪が降ると言われています。今日は寒気が入り込み、朝方はみぞれが降りました。本格的な降雪はまだ先ですが、雪虫を目安に外に洗濯物を干すのを終わりにしました。
母の入院で落ち着かない日々ですが、10月10日から札幌芸術の森美術館で開催している「五大浮世絵師展」を観てきました。私も夫も昨年のNHK大河ドラマ「べらぼう」ファンで、本物の「喜多川歌麿」「葛飾北斎」「東洲斎写楽」「歌川広重」「歌川国芳」の版画を見てみたいと、紅葉見物を兼ねて行ってきました。百聞は一見に如かず。たっぷり2時間かけて約150点あまりをじっくり鑑賞してきました。
想像していたより、版画作品は案外小さいものだと知りました(B4サイズに近い)。歌麿の描く美人画の髪の毛一本一本、華やかな花魁の衣装の柄、北斎の「冨嶽三十六景神奈川沖浪裏」で魅せた荒々しい波しぶき、目力で見るものをひきつける写楽の個性的な役者絵、広重の「名所江戸百景 大はしあたけの夕立」で表現した降りしきる雨の線画、国芳の大胆な構図で描く妖怪“がしゃどくろ”の「相馬の古内裏」など。どれもこれも圧倒的な観察眼と繊細で緻密なデッサン力には感動です。5人の卓越した才能はもとより、彫り師や摺師らの匠の技がなければ、この世に生まれない作品です。あらためて日本人は手先が器用なのだなと感じます。日本のアニメや漫画が世界中で愛される原点が浮世絵にあるのではないでしょうか。
遅めのランチは、美術館内にあるビュッフェスタイルのレストラン「畑のはる」。メニューはほぼ野菜です。旬の野菜をふんだんに、サラダやかぼちゃ・さつまいもの天ぷら、筑前煮、ひじきと豆の煮もの、切り干し大根にきんぴらごぼう、白菜のお浸し、なすみそ炒め、カボチャのスープ、関西風うどん、カレーライス、キヌア入りのおにぎりなどで、肉は鶏肉の唐揚げ1品のみ。夫は「肉ないの?」「ほとんどうちで食べる献立だね」と苦笑い。胃に優しい献立に大満足でしたが、男性ならちょっと物足りないかもしれません。夫はカレーライスとうどんを2杯ずつ食べていました(笑)。食後のスイーツにチョコやイチゴのミニケーキ、みたらし団子、豆乳ソフトなどもあり、席の大半が女性客で占めていました。
芸術の森までは支笏湖湖畔沿いを抜けて、急カーブの多い、国道453号を走りました。紅葉見物も堪能でき、夫と2人旅、つかの間の息抜きでした。往復ドライバーは私だったので、次は夫の新しい車(中古のホンダNbox買いました)で、洞爺湖方面へ日帰り入浴を計画中。短い紅葉シーズンを楽しみ、心身リフレッシュです。


