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NO.６４　　還暦女子会in定山渓温泉　　　　　　　　　　　　2024年５月２４日

　今日は朝からしとしと雨です。仕事は休み。こんな日は、一人静かにブログを書くのにむいています。先週仕事の山を一つ越えたので羽を伸ばすべく、前々から予定していた“還暦女子会in定山渓温泉に行ってきました。中学の同級生Ｓちゃん、Ｍちゃんの３人です。Ｓちゃんは地元にいるので、年数回ランチをしていますが、Ｍちゃんとは数年ぶりです。札幌駅で待ち合わせをしましたが、すぐにわかりました。互いに白髪も皺も増えましたが、声やしゃべり方は変わらないものですね。地下街でパスタを食べ、送迎バスで定山渓の老舗ホテル鹿の湯へ向かう道中、それぞれの近況を報告して話は尽きません。地元就職のＳちゃんとは独身時代から仕事の愚痴を聞いてもらいたかったり、無性におしゃべりがしたかったりすると、よく飲み会に付き合ってもらいました。あちこち旅行にも出掛け、私の初の海外旅行シンガポールも一緒に行きました。そんな仲ですが、温泉旅行は初。互いの真っ裸は見たことないのです(笑)。旅行前ショッピングセンターの洋服店を2人で訪れ、Ｓちゃんが試着する際に「温泉で裸になるんだから一緒に入ってよ」と、広い試着室で「これ似合うよ」「もう少し大きいサイズがいいかも」と、会話したのを思い出しました。そんなふうに言えるのも長い付き合いからなのか、還暦だからなのか。飾らないSちゃんが大好きで、妙に嬉しかったのです。ちなみにグラマラスな彼女に比べ、貧相な私。Mちゃんは痩せ過ぎず太り過ぎず年相応な体型。高齢になってあんまり貧弱な体もみっともないなと思いました。

　夕食のバイキングはメニュー豊富で、格安の宿泊料だったのに満足の内容でした。Ｓちゃん、Ｍちゃんは乾杯の一杯だけでしたが、辛党の私は生ジョッキに檸檬サワーを追加注文。温泉のあとの一杯は最高だよん！売店でチューハイを１本買い、部屋に戻ってからは女子トークで盛り上がります。互いの健康、子どもの成長、親の介護、仕事（パートや嘱託、非常勤）など話題満載で、Mちゃんはつい先ごろ初孫が誕生しておばぁちゃんになったばかりです。３人とも今のところ健康体で、視力が落ちて肩こりや頭痛がするとか、膝が痛むとか程度です。私が意地っ張りな母との関係に愚痴をこぼすと、親と同居するSちゃんから「どこも一緒だよ」と、励まされます。仕事もそれぞれ長い職場で、Sちゃん、Mちゃんともに「私なんかまだ若い方。上の世代が頑張っているんだよ」と、若い世代、先輩世代と上手に渡りをつけて頼もしい感じがします。中学生当時アニメや漫画、アイドルに夢中になり、昼休みは他愛ないおしゃべりにはしゃいでいた3人も６０歳になるんだね。たくさんおしゃべりしたけど、胸キュンの艶っぽい話題がなかったのは当たり前か(笑)。

　快晴の翌日、小樽を散策してきました。ガラス工芸のおしゃれなアクセサリーや食器などを見て回り、「かわいいね」「きれいね」と眺める中、ふと手にとったのが磁気ネックレス。やっぱ現実的(笑)。結局お土産に「かま栄」のかまぼこを買い（絶対おすすめ！）、名残惜しみながらMちゃんと札幌駅で別れました。日常を忘れ楽しんだ２日間、いい還暦の思い出になりました。来年も行くよ！互いに健康でいようね。

留守番中の夫は猫３匹のご飯やトイレ掃除などお世話に勤しみ、猫を話し相手に過ごしたそう。出発の朝に昼ご飯用にと親子丼を作って置き弁しましたが、夕食は豚丼（レトルト）、翌日昼はカップ麺、夜は吉野家の牛丼、と肉尽くし。サラダは自分で作ったそうですが、一人暮らしの娘と大して変わらない食事です。完全に退職したら料理男子になって、たまには手料理を食べさせてもらいたいです。

　がんサバイバーでブログの先輩である友人のMちゃんが、昨年末胃がんが発覚。早期治療で快復しましたが、その彼女が「今年は会いたい人に会う」と宣言していました。私も先行きを見据え、古い友人や知人を訪ねたいと強く感じました。その一つが今回の女子会、二つ目が11月に開催する高校の同期会です。どれほど道内外から集まり、懐かしい友と再会できるのか楽しみにしています。ちなみに北海道語で同級生や同期、同じ年のことを「ドンパ」といいます。

　　

　　まずは１回目のバイキング　　　　　　　小樽といえば「北一硝子館」