猫ぐらし2 ねこったけ家族

愛猫3匹との日々を紹介します

NO.47  サンタさんに何をお願いしました?          2023年12月24日

 

 先週からの寒波で氷点下の日々が続いていて、寒さにも体が慣れてきた感じです。北海道でも雪が少ないところですが、今年はホワイトクリスマスを迎えました。

 サンタさんに何をお願いしましたか?最近、物欲が薄れて、これといって欲しいものがない。「家族皆が健康で過ごせますように」なんていうのはお門違いだし、10年以上使用し、買い替え時を迎えつつある冷蔵庫、洗濯機が欲しい!なんていうのはあまりにも現実的で夢がない。夫も似たり寄ったりで正月休みに読む本と育毛剤をリクエストしています。サンタさん来てくれるかな。私は来年にとっておくことにしました。サンタさん、2年分まとめてお願いします(笑)。

 私は毎年、ダ・ヴィンチ1月号「BOOK OF THE YEAR」の今年最も心に残った一冊の書評を参考にして選んでいます。最近は町田その子さん、凪良ゆうさん、青山美智子さん、柚木麻子さん、朝井まかてさんなどを好んで読んでいます(気が付けば皆女性作家さん)。以前は推理・ミステリー小説ばっかりだったのですが、ここ数年で変わりました。というのも職場の上司(女性)が本好きと知り、読み終わった本を互いに貸し借りし合うようになって幅広いジャンル、作家さんの本を手にする機会が増えたのです。読後に感動を共有したり、人それぞれの物語の捉え方、主人公に対する感情が違ったりと感想を語り合えるのも楽しいものです。周囲に「読書が趣味」という人があまりいない中、貴重な読書の友である上司に感謝しています。今年は1年で48冊読むことができました。

 娘のクリスマスプレゼントは、小学生くらいまで絵本でした。小さい頃は一日に何冊も読み聞かせをしていました。猫好き一家なので、クリスマスの絵本には必ず猫が登場します。その中でも私が好きなのは「クリスマスのこねこたち」(文・スー・ステイントン、絵アン・モーティマー)と「教会ねずみとのんきなねこのメリークリスマス!」(文・絵グレアム・オークリー)です。前者はサンタクロースの家で暮らす白猫親子(パールとスノウ)の色彩の美しさと愛らしい子猫の描写に魅了されます。また「教会ねずみは」はちょっと鈍くさい茶トラのサムソンが登場し、ネズミたちにいいように利用されながらクリスマスパーティーを開くための大作戦を繰り広げます。

 「きんぎょがにげた」の作者・五味太郎さんの「まどからの★おくりもの」はサンタさんがそれぞれの動物に合わせたプレゼントを窓から配り、ページをめくるたびに笑わせてくれます。なかがわりえこさんとやまわきゆりこさんの「ぐりとぐらの1ねんかん」は月ごとに我が家の1年も振り返りつつ、「あ~今年も頑張ったな。来年も良い年になりますように」と思い、ほっと一息させてくれます。

 今年は夫婦2人のクリスマス会です。年末の買い出しついでにローストチキンやフライドチキン、シードル(弘前産リンゴ)などを買い、予約したケーキでプチパーティーです。夫と娘はケーキ大好きなので、家族3人で過去最大は7号サイズ(直径21㎝)を1個、もしくは5号(同15㎝)を2個買い(生クリームとチョコの2つの味を堪能)、24、25日の2日間かけて楽しみました。今年は2人なのに5号1個です。猫たちにも2日間は夕食にマグロ缶をプレゼント。久々だったので缶詰の蓋をパカンと開けた途端、遠くからでもキッチンに駆け上ってきました。ここから年末、正月のおせちとご馳走が続き、少々カロリーオーバー。夫と娘は、ケーキの次に“きな粉もち”が大好き(正月中、ほぼ毎日食べていました)。お2人さん、正月明けに体重計にのって「ええっ!」と叫び声をあげないようにね。

         

             猫が登場するクリスマスプの絵本

    

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