猫ぐらし2 ねこったけ家族

愛猫3匹との日々を紹介します

NO.61    なまら忙しくてはっちゃきこ        2024年4月29日

 

 今、なまら(北海道弁でとても、めちゃくちゃの意)忙しい。ゆえに、はっちゃきこいて、けっぱってる(一生懸命、頑張っている)。

 勤務先の系列である福祉施設が5月に開設10年を迎え、10周年記念誌を発行し、市民向けの記念講演会を開くことになりました。広報担当である私に話が降りてきたのが3月。記念誌の紙面構成、原稿取りまとめ、あいさつ文、寄稿文の依頼、インタビュー取材、原稿校正、写真撮影、過去10年間の記録写真や沿革の掘り起こし等々、企画立案から印刷会社との打ち合わせ、執筆まで一切合切を一人で切り盛りしています。さらに記念講演会の講師の選出、打ち合わせ、講演会リーフレットの作成(予算縮小のためWordで作成)、参加者を募るためリーフレット配布先へのあいさつ回りに加え、新聞社へのリリースに至るまで、講演会開催までひと月を切り、切羽詰まってきました。記念誌の編集作業と通常の仕事のダブルワークに埋もれながらも、日常の家事もこなし、ここ数週間はハードな日々です。

 料理の途中でふと仕事の段取りが頭に浮かび、次にすべきことは何か、優先順位は何か、これで万全か、などと手が止まります。自分だけの判断や考えで行き詰った時、頼りになるのが、同じく元新聞記者で最近まで地方自治体の広報誌を編集してきた夫です。講演会講師を選ぶ決め手や、参加者動員をかける際のPR作戦も、どこどこに連絡してリーフレットを配布するといい、〇〇に声掛けして広く周知するといいとか、持つべきものは同じ釜の飯を食う同志です。夫とは普段から互いの仕事の話をして、意見を求めたり、たまに愚痴をこぼしたりしています。妻が夫の仕事内容を知らない、話すこともないということを聞きますが、わが家は夫婦の会話の一部であり、当たり前のように報告し合っています。それを嫌がる男性もいるでしょうけど。時には意見がぶつかり「それは違う」と意地をはってしまうこともありますが、あくまで仕事上の話で尾をひかないので、「それもありだね。お互い頑張ろうや」で片付きます。結婚当時から共働きだったので、忙しい時は掃除も茶碗洗いも風呂掃除も手伝ってくれます。ふだん上下スエット姿でタラタラしていますが、私の仕事内容を理解し、相談に応じてくれる夫に感謝です。あまり持ち上げるのも癪だからだから、とりあえず今は(笑)。

 26日、こちらもようやく桜が開花しました(昨年より5日遅く、平年より3日早い)。街中のところどころがピンクに染まり、GW中に満開となりそうです。日本有数の桜の名所、弘前城公園は20日頃に満開の見ごろを迎えたそうです。原稿執筆でうんうん頭を悩ませていたころ、娘が弘前城の夜桜見物に行った写真を送ってきました。想像以上の美しさに感動!ライトアップされたソメイヨシノの花びらがお堀の水面に写り、幻想的な世界に心が癒されました。娘よ感謝です。やっぱり来年は桜の季節に弘前を訪れたいな。もうひと頑張りして仕事を片付け、葉桜の頃に夫と弘前城を見学してきます。モチベーションあげるぞ!そこらへんに猫の手いっぱいあるんだから、だれが貸してよ。

   

   

       たくさん送ってくれた中のベストショット。なまらいいね!