猫ぐらし2 ねこったけ家族

愛猫3匹との日々を紹介します

NO.41   断捨離 猫シャリ!           2023年10月24日

 あんなに暑かった夏もどこへやら。ここ数日は朝夕の冷え込みが厳しく、蓄熱暖房機と石油ストーブを併用しています。10月22日には近くの鷲別岳(標高911m)が昨年より13日早く初冠雪を記録。せっせとセーターやコートを箪笥から引っ張り出して冬支度しました。衣替えは断捨離のチャンスです。サイズが合わなくなったり、古くなったり、ここ何年も着ていない服が箪笥を占拠しているのが気になり、5、6点をリサイクルショップに持ち込みました。夫のサイズ間違いのワイシャツ(未開封、4900円税別)も提出したのに、買取金額は200円でした。それでもゴミとして捨てるよりはマシです。来るべき老後に備え、なるべく物は少なくして身軽にしたい。なにせ我が家は紙類の保存が多い。ビデオがなく、どんな時もカメラで記録してきました。写真はほぼすべて紙焼きしてアルバムで保存し本棚に並べ、気の向いた時にすぐに手に取って見られるからいいのです。娘の幼稚園から高校に至るまでの資料や通信(すべではないですが)、成績表などもファイルに入れて、旅行先の観光地のパンフや絵葉書なども保管しています。夫も私も読書が唯一の趣味で書籍も多い。ペーパーレス、デジタルの時代に紙にまみれている!

 そこで目に付いたのが新聞記事のスクラップブック。かつて夫も私も新聞記者をしていたのでそれぞれの記事を切り抜いたスクラップブックがA3、A4サイズで70冊近くありました。さらに「有珠山噴火」「白鳥大橋開通」「新天皇即位」など大きなニュースが掲載された新聞(号外)なども保管し、引っ越しの度に段ボールに詰めて運んでいました。かつて地域を回って取材し、時に心身尽くして執筆した記事ですが、さすがにもう見ることも見たいと思うこともなくなり、未練なく廃棄することにしました。町内のリサイクル業者に問い合わせたら回収してくれるとのこと。町内会の古紙回収日にステーションに出しました。この際、書籍も好きな作家さんやこれだけは手元に置きたいという作品だけを残して先のリサイクルショップへ文庫本や単行本80冊あまりを持ち込み、51冊買取してもらいました。こちらは1300円でした。残った約30冊をスクラップブックと一緒に出しました。本棚も納戸もかなりすっきりしました。多分春先の衣替え時にも断捨離する機会が巡ってくると思います。

 カシャカシャする梱包用のビニール紐が、なぜか3匹ともお気に入りで、古新聞をまとめていると集まってきます。モモは紐をシャリシャリとかじり、油断すると食べてしまいます。ある時お尻から青いビニール紐が出ているのを発見し、引っ張り出したことがあります。胃の中に溜まったままだったら食事がとれなくなり即手術になったかも(怖)。「だーめ!」と手で払いのけても邪険に扱ってもビニールの噛み応え?の誘惑には勝てないようです。りんとチャコはビニールの買い物袋を噛んだりなめたり、シャリシャリ、カシャカシャ感を楽しんでいるようです。ポケットテッシュも格好の標的で、知らずに使うと猫の歯形や爪で穴だらけになっていました(笑)。「あ、テッシュ貸して」と人から言われた時には要確認です。

 深夜、ゴミ箱の内側にしたビニール袋のはみ出た部分をシャリシャリ。手のひらサイズにまとめたビニール袋はサッカーボールのように床に転がされカシャカシャ。ある時、洗面所近くの納戸を開けっぱなしにしていたらナプキンをくわえてシャリシャリ、カシャカシャ。叱るより爆笑してしまいました。断捨離は猫シャリとの戦いです。

       

   ビニールのシャリシャリ、カシャカシャが好き? なめまくるチャコ